卒業生の活躍(第17回) 特別編~学長対談~


 --音楽活動はいつからされていたんですか?

中村  和泉では、幼稚園の先生になりたいとしか思ってなかったです。でもグループの仲がすごくよくて。その中で、バンドを組もうってなって、その時みんなと一緒にバンドを組んだのが、音楽を始めるきっかけです。2年では軽音部を作って、ずっと練習してました。


--では在学中の思い出では軽音?

中村 軽音ももちろんだし、グループでの活動全部です。これまでの学生生活の中で、和泉が一番楽しかった。未だに当時の友達と会いますよ。
あとはファッションショーですね。大石洋次郎先生の選択の授業なんですけど、自分たちで衣装をつくるんです。1年の時は先輩を手伝って、2年では自分たちでショーをやって。
もちろん朝から夕方まで授業があって、そのあとファッションでも集まるし、2年は実習もある。
まぁ、忙しいですよね(笑)

--佐藤学長には授業で教えてもらっていたんですか?

中村 実は授業で教えてもらったことはないんですが、よく佐藤先生や大石先生の部屋におじゃましていて、本当に色々な話をしました。
佐藤 絵美さんの実習園に行ったこともありましたね。
中村 卒業してからも、先生の個展に行ったり、音楽で本当に悩んでいるときに先生に会いに行ったりしてます。
佐藤 自分のやりたいことやるって難しいよね。絵美さんの悩み、すごく分かりますよ。
中村 そうですね。みんなやっぱり反対というか...せっかく幼稚園の先生になったのにって。音楽をやっているときもバイトしながらでしたし。

--それでも続けられたのは?

中村 やっぱり、好きなことをやっている人を和泉で見られたので。音楽をやったり辞めたり、他の仕事もいろいろしながら、こっそりレッスンに通ってたんです。でもそのうちみんなだんだん怒ってくるんです。今後どうするの?ここにいてデビューできると思ってるの?って。人まかせだったんですよね。あと、当時働いていた音楽スタジオの会社の人に、人間として私の悪い所を色々言ってもらって。気を遣いすぎるところがダメだとか、そのスタジオの生徒の方のお母さんが亡くなるっていうことがあった時に、その方の心の支え方がわかってないとか。
佐藤 それはいろいろと経験したね。音楽への向き合い方にも影響したのでは?
中村 そうですね。そのあたりから色々と変わってきて。それまではとにかくメジャーデビューしたいって言ってたんですけど、それがなくなって。まず自分に向き合う、自分の悪い所を見つめることを大切にしたら、そこから出会う人が変わって。

--それまで作っていた音楽と違いますか?

中村 全然違います。特に詞の内容が。それまではどこか人によく思われたい、感動させたいというものが先にあったんです。
佐藤 僕も彫刻やっていて同じようなことあります。先生から学んだ方法論で作った方が、怖くないんです。自分と向き合わなくて済むでしょ。でも、結局は自分の作品じゃないので、いくら評価されても納得できない。絵美さんの歌詞を読むと、戦っているって感じかな。応援したい気持ちになりますね。

--作詞・作曲のインスピレーションは?

中村 もう本当に普通で。バスに乗った時に出会ったおばあさんの手が、白くて綺麗なんだけどよく見ると傷とかがあって。この方の人生はいろいろあるな、ああ私の手はまだ何も傷がないなって。あとはいろいろ出会った人のこととか、未だに怒られるので(笑)その時の感情とか。そういう日常生活ですね。

--和泉での経験から活かされているものはありますか?

中村 いっぱいあります!まず、和泉で出会った人が私の音楽のスタートですから。そして、和泉で必死に頑張ったという、その事実が支えです。頑張ったら、ちゃんと結果が出るんです。例えば、ファッションショーやってた私たちが、早くに就職決まったんですよ。あそこで、劇をやったり喧嘩したりしながら、何か一つのものをみんなで進めていくっていうのは、保育士として、社会人として、そして人間としてすごく大切だと思います。幼稚園で勤めていた時出会った子どもたちのおかげで出来た曲もありますよ。今も、その時の子どもたちから手紙がきます。もう二十歳とかなんですけど。和泉でやったことが保育につながって、保育でやってたことが音楽につながって、今度は自分がデビューした姿が二十歳の方にどう思われるのかって考えると、一個も無駄なんてないなって。

--和泉生や高校生に伝えたいことはありますか?

中村 とにかく、やりたいと思ったことは、やったほうがいいなと思います。たとえ失敗したとしても、そこから自分の悪い所が見えてくることもあります。
それと、かっこいいなと思った人から、それこそ正直自分とは合わないなと思った人も含め、いろんな大人に会うって大事だと思います。佐藤先生からのアドバイスも、何年後とかにすごく腑に落ちることがある。そういう人がいると、何かあったらまた聞きに行こうって思えるから。
佐藤 実際に会う、実際に自分で触れるって大事だよね。今は失敗したがらないっていうのがあるけど、そこに向かわないと、自分の殻を破れない。絵美さんの歌がまさにそれを伝えているよね。絵美さんしか伝えられない歌だと思います。
中村 早くからやっていたら、もっと色々な音楽に触れられたとも思うけど、色々な経験をしたからこそ書ける歌詞があるって思うと、そういう遠回りはたくさんしていいと思います。無駄なことなんてないので、まずは1歩踏み出すことが大切だと思います。そして、私からも皆さんに一歩踏み出して会いに行って、直接伝えていきたいです!

Plofile

NakamuraEmi
2016年1月、日本コロムビアよりメジャーデビュー。
デビューアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』に収録の「YAMABIKO」が、全国のCSやFM/AMラジオ52局でパワープレイを獲得。
2nd Album『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4』が発売中。

  • 和泉短期大学では何が学べるの?
  • 入試情報が知りたい!
  • オープンキャンパスへ参加しよう!
  • 入学案内書などの資料請求はこちら。

Pick Up

  • キャンパスマップ
  • 学生に聞きました。
  • 専攻科介護福祉専攻
  • キャリアデザインセンター
  • 和泉白書
  • 奨学金制度
  • 子育てサロン はっぴい
  • 関連団体リンク
  • 2007年度、本学は短期大学法人として初めて日本格付研究所による「学校法人の格付け」を取得しました。
  • 2007年度第三者評価適格認定短期大学(財団法人短期大学基準協会)
  • 文部科学省-選定-【平成21年度】★学生支援推進P【平成16年度】★現代GP